ブランド・リコール




自分の記憶から自発的に、あるいは製品カテゴリーなど限られた手がかりのみで、ブランド(名)を想起させること。

例えば、せっかくお金をかけて広告を制作しメディアに投下しても、その広告がブランドと結びつかなければ意味をなしません。消費者コミュニケーションにおいては広告認知(「この広告を見たことがある/知っている」)されることもさることながらブランド認知を獲得することが重要で、ブランド・リコールはその指標となるものです。広告制作にあたっては、露出前に広告表現がブランド・リコールできる要素を備えているかを測る「プリテスト(pre-test)」を行うことも有効です。(否の場合は改善策を採る)

関連用語:「ブランド・シグナル」「識別性 / UIC(Unique Identifying Characteristics: ユニーク識別特性)

コモンズ・コンサルティング・パートナーズで策定する「ブランドガイドライン」では、ブランドの素性・本質・価値を明確にし、「エグゼキューション・アセット」としてブランドを想起させる要素を定義し、消費者コミュニケーションにおいて表現に磨き上げた「ワーキング・エレメント」として活用します。